オバマ大統領専用車は、驚異の防御力を誇る特殊車両のようだ。 ネット上では「ザ・ビースト(野獣)」「窓のある戦車」などと呼ばれ、一部のメディアには「小惑星の衝突にも耐える」と評する誇大妄想的な表現のものもあるが、まずは明らかになっているその外観から防護能力を推測してみよう。

ボディー:上手なデザインなので目立たないが、詳細に観察すると気付くのが、ビックリするほど厚いドアとボデーだ。 これは明らかに特殊鋼などの外殻装甲材によるスタンドオフと、アルミ、チタン、セラミックと、エアスペース(中空)を組み合わせた、チョバムアーマーシステムだ。 この最新の耐爆構造は、RPG-7等のロケット弾が車体に命中し爆発することによリ生成されるメタルジェットを、瞬時に天井や床へ導き、室内に浸入させることを回避できる優れたシステムだ。 最新型戦車の砲塔部分と同じ構造だ。 ただし120mmHEAT弾やAPFSDS等の対戦車砲の直撃や、戦車を破壊する対戦車地雷やEFPに耐えるのほどの、防護能力は持っていないと思われる。
 
: 全面に厚さ20センチ程度の防弾ガラスを使用しているようだ。 CAL30級の防弾ガラスの4~5倍程度の厚さがあり、CAL50 12.7mm や14.5mm級の重機関銃弾(徹甲弾)が停弾可能だ。
 
ドアロック: 厚さ20センチ以上で、ロックした状態だと銀行の大金庫に近い堅固さか。
 
室内: 化学兵器の攻撃を想定し外気を完全に遮断する加圧、空気供給システムを搭載。
 
タイヤ: 当然だが、重量超過のためタイヤビード補強式ではなくランフラットシステムだ。 空気圧ゼロでも、時速80kmで、50km程度は楽に走り抜けるハズ。
  
コミュニケイションシステム: 合衆国大統領専用車だから当然だが、核のボタンはもちろん地球上どこでもネット通信、電話が利用できる最先端の暗号化衛星通信システムが装備されている。 シークレットサービスでは性能や値段などは公表していないが「先端技術を駆使した世界で最も防御性の高い車」としている。 以上の観察、推測結果から、タイヤで走る車両のジャンルでは、間違いなく史上最強の車体と言える。
 
デザイン:ゼネラル・モーターズ(GM)の高級車ブランド「キャデラック」をベースにしているようだが、ボディーやフレーム、エンジンはサイズを含めて「キャデラック」とは全く別物だ。

台数: 実際の運用には複数台無いと実務に支障があるはずなので、5~6以上製作されていると思われる。





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